ベテラン作業員が防護服を不適切使用

 東京電力は16日、福島第一原発3号機の使用済み核燃料の輸送を担当する下請け企業の40代男性が、防護服に切り込みを入れて内側にファン付きの空調服を着て作業していたと発表した。男性は原発での勤務歴が20年超のベテラン。作業中はマスクを着用し、放射性物質による汚染は確認されていない。
 東電によると、男性は8月24、25日に防護服の腰付近2カ所に切れ込みを入れ、ファンが外側に出るように加工していた。25日に下請け企業の担当者が気付き、防護服の不適切な利用を注意してやめさせたという。
 また、3号機の使用済み核燃料プールから核燃料を取り出す機器の修理が、9月末までかかる見通しを示した。10月以降に搬出を再開し、計画では来年3月末までに終える。

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