9月中旬にも汚染処理水の再浄化試験

 東京電力は9月中旬にも、福島第一原発で浄化処理が不十分だった汚染水約2000トンを試験的に再浄化する。年末には効果を公表する方針。汚染水は多核種除去設備(ALPS)でも、放射性物質トリチウムを除去できない。さらに保管している水の7割は浄化が不十分で、トリチウム以外の放射性物質も国の基準を超える濃度で残る。東電は、浄化処理した水の環境放出の際には、再浄化する方針を示していた。
 2号機の原子炉への注水を3日間止める試験では、圧力容器底部の温度が11.5度上昇。事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を水で冷やしているが、9年が過ぎて発熱の程度が小さくなっており、東電は今回の試験で約10度の上昇を見込んでいた。

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