1号機格納容器扉の穴開け完了

 東京電力福島第一原発では、1号機原子炉格納容器内の調査に向けた準備が進んだ。ロボットを入れるため、容器の扉に穴を開ける作業が終了。10月以降に、事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)の状況を調べ、炉内の堆積物を少量採取する計画だ。
 作業員の出入りに使っていた格納容器の二重扉に穴を開ける作業は、昨年4月に始まった。研磨剤を混ぜた水を高圧で噴射する手法を用いたが、汚染されたちりが舞い上がり、放射能濃度が上昇。工法見直しのため作業を中断し、今年4月に再開した。
 今後、ロボットを通すパイプを設置。ロボットは潜水できるボート型で、パイプ先端からケーブルを使ってつり下ろす。現場は放射線量が高く、遠隔操作で実施する。

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