内部被ばく検査で「替え玉」31件

 東京電力福島第一原発では、作業員の内部被ばく線量を調べる構内でのホールボディーカウンターで、別人が代わりに検査を受けた「替え玉」事例が31件あった。家族の看病や交通事故などを理由に検査を受けられない作業員に代わって、同僚が検査を受けていた。東電は係員を常駐させて本人確認を徹底し、再発を防ぐとしている。
 東電によると、検査記録はあるが同じ日に原発に入った記録がない作業員を確認。2016年4月~20年2月、下請け企業の15人の代わりに同僚9人が検査を受けていた。9人は、検査を受ける人の本人確認に必要な「管理区域立入許可証」を持ち出していた。検査は16年4月から係員を置かず、24時間受けられるようにしていた。

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