「横須賀から脱石炭を」小泉環境相へ手紙を出そう、若者らが呼び掛け

 「小泉環境大臣殿 石炭火力発電所の建設を止めてください」-。神奈川県横須賀市の若者らが、市内などで進む石炭火力発電所の建設を止めようと、横須賀が地元の小泉進次郎環境相に宛てる手紙を出そうと呼び掛けている。思いを手書きした手紙の写真を5月29日まで募り、まとめて環境省に送る。(福岡範行)

小泉進次郎環境相に石炭火力発電所の建設を止めるよう求める「FFF横須賀」の手紙(提供)

5月29日までメッセージ募集

 地球温暖化対策の強化を求める若者グループ「Fridays For Future(未来のための金曜日、FFF)横須賀」の取り組み。新型コロナウイルスの感染拡大で街頭での活動ができない中、「地元の小泉大臣に思いを伝えたい」と企画した。
 石炭火力発電所は温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)の排出が多く、海外では「脱石炭」の動きが相次いでいる。
 しかし、日本では2011年の東日本大震災以降に停止した原発の代わりに石炭火力発電所の新設が進み、政府は石炭火力の利用を続ける方針を維持する。
 横須賀市の東京湾に面する久里浜でも、東京電力フュエル&パワーと中部電力が共同出資したJERA(ジェラ)が2基の石炭火力発電所を建設中で、23年からの運転を予定している。
 FFF横須賀の鈴木弥也子(ややこ)さん(21)は、再生可能エネルギー発電の価格が下がっていることから「石炭火力は将来、経済的にもリスクになる」と指摘。国外の石炭火力発電所建設への支援見直しを進める環境省トップの小泉氏には「地元の建設についても強気の発言をしてほしい」と訴える。
 手紙は「横須賀を含む国内の石炭火力の建設中止を」というメッセージがあれば、それ以外の内容は自由で匿名も可能。外出せずに応募できるよう、手紙の写真をFFF横須賀の電子メール(fridaysforfutureyokosuka@gmail.com)で受け付ける。手紙は、FFF横須賀のフェイスブックやインスタグラムでも紹介する。 

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