八つの建造物が劣化で高リスク

 東京電力福島第一原発では事故から9年が過ぎ、水素爆発を起こした4号機原子炉建屋、2号機タービン建屋や1、2号機の廃棄物処理建屋など計八つの建造物で劣化が進んでおり、地震で壁が崩れ落ちるようなリスクが高まっている。東電が4月27日の原子力規制委員会の検討会で、約580の建築物の劣化状況の調査結果を公表した。作業員がけがを負ったり事故につながる危険があるため、5月末までに対策とその実施時期を検討するという。
 また、構内にある34万カ所に及ぶ機械設備や電気機器のうち、約3万6000カ所で、放射性物質の漏えいを防ぐ設備とその漏えいを検知する機器の両方が不備であることも判明した。早急に対策を検討する。

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