1、2号機排気筒の解体が完了へ

 東京電力福島第一原発では、新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の対象が全国となった中でも、事故収束作業は通常通り進んだ。1、2号機排気筒の解体は4月26日までに、22ブロック目の切断を終えた。120メートルあった高さは約63メートルとなり、作業完了まで1ブロック分約4メートルを残すのみとなった。
 29日には最後の1ブロックを切断。今後、雨水の流入を防ぐためのふたを設置する。東電の計画では5月上旬までに、高さを半分にする解体作業を終える。
 内閣府の有識者検討会は21日、日本海溝・千島海溝沿いを震源とした巨大地震で、原発に海抜13.7メートルの津波が到達するという予測を発表。東電は、建設中の防潮堤(11メートル)を上回るため対応を検討する。これまで千島海溝を震源とした巨大地震の津波は10.3メートルと独自に予測していた。

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