#気候も危機 #ClimateStrikeOnline 24日17時からSNSでグローバル気候マーチ

 新型コロナウイルスの感染拡大でイベント開催が難しい中、地球温暖化を学ぶ取り組みがインターネットで活発化している。世界各地で温暖化対策の強化を訴える「グローバル気候マーチ」はこれまで、東京都内や全国各地でのデモを中心に行ってきたが、今回は舞台が街頭からネットに切り替わる。(福岡範行)

Fridays For Future東京の呼び掛けツイート

地球温暖化の問題訴え、街頭からネットへ

 マーチは24日午後5時に会員制交流サイト(SNS)のツイッターなどで実施する。「#気候も危機」や「#ClimateStrikeOnline」というハッシュタグを添え、参加者が温暖化への思いを一斉に発信する。
 午後6時半からは「デジタル気候マーチ全国中継」を開催。若者グループ「Fridays For Future(未来のための金曜日、FFF)」のメンバー数十人がテレビ会議に参加して全国各地の活動を報告し、街頭と同じように掛け声を上げる。FFF京都がSNSのツイッター、フェイスブック、インスタグラムで生中継する。
 FFF東京は12日からネットで温暖化の現状を学ぶセミナーを開いた。企画メンバーの一人、早稲田大1年の西村健汰(けんた)さん(18)は「参加者の反応は見づらかったが、FFFを始めたいという北海道の人とつながれた」と手応えを語る。
 ウェブサイト「グローバル気候マーチ」では地域ごとの企画も紹介。FFFの那須と仙台に所属する東北大3年、益子(ましこ)実香さん(20)は「『自然が好き』だけでもいい。素直な思いを一緒に発信して」と呼び掛ける。
 このほか、国立環境研究所(茨城県つくば市)は、休校中の中高生に向けた解説動画「ともだちに話したくなる!地球温暖化のリアル」を無料配信している。
 持続可能な農業や生活の普及に取り組むNPO法人「パーマカルチャー・センター・ジャパン」(相模原市)は19日、温暖化のシンポジウムをテレビ会議方式で開き、動画配信。設楽(したら)清和代表(63)は「参加者が多く、可能性を感じた。ネットも現場のイベントも両方続けたい」と語った。
 両団体の動画は「Youtube」で団体名を検索すれば、視聴できる。

インターネットのテレビ会議方式で12日に開かれたFridays For Future東京のセミナー
「ともだちに話したくなる!地球温暖化のリアル(国立環境研究所)
パーマカルチャー・センター・ジャパンによるシンポジウム

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