事故9年で社長訓示「反省と教訓風化させない」

 東京電力福島第一原発では3月11日、事故発生から9年となり、東電の小早川智明社長が構内の新事務本館で訓示。社員35人を前に、「事故を事前の備えで防げなかったことを真摯(しんし)に受け止めないといけない。反省と教訓を風化させず、安全には終わりがないことを皆さんと共有したい」と呼び掛けた。新型コロナウイルスの感染防止のため、参加したのは部長級以上の幹部のみでマスクを着用。訓示は館内放送された。
 3号機原子炉建屋上部にある使用済み核燃料プールからの核燃料取り出しは、大きなトラブルなく順調に進んでいる。13日までに計105体の核燃料を建屋そばにある共用プールに移し終えた。残りは461体で、2021年3月末までに全ての搬出を終える予定。

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