排気筒頂部で切断装置が停止、作業員が修理

 東京電力福島第一原発では2月25日、1、2号機排気筒頂部(高さ93メートル)に設置した切断装置の電源が停止して動かなくなった。翌26日にクレーンでつり上げたゴンドラから作業員3人が切断装置に乗り移り、修理。その後、切断装置をクレーンで地上に下ろした。東電によると、装置のロボットアームが筒外周の手すり部分などに接触し、ケーブルが損傷したとみている。
 昨年8月に始まった排気筒解体で、作業員が切断装置に上がったのは5回目。修理を担当した3人の被ばく線量は81分間で、監視員が0.39ミリシーベルト、作業員2人がいずれも0.32ミリシーベルト。事前の線量調査でも2人がゴンドラに搭乗し、22分間で東電社員が0.13ミリシーベルト、作業員が0.21ミリシーベルトだった。

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