福島第一原発 満身創痍の排気筒解体

 東京電力福島第一原発1、2号機のそばに立つ排気筒の解体は、5カ月がかりで6ブロックまでが終わった。前代未聞の困難な作業と分かってはいたが、序盤から予想を上回るトラブルの連続。4ブロック目では、筒本体の切り口にのこぎり刃が挟まり、切断装置が身動きできない緊急事態が発生。作業員による人力切断という「最後の手段」(東電)を使う事態にまで発展した。まだ30回以上も切断作業が残る。苦闘の5カ月間を振り返る。(山川剛史)

2019年12月25日こちら原発取材班紙面

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