遠隔操作室バスが誤発進、あわや転落

 東京電力福島第一原発では11月22日、1、2号機建屋そばに立つ排気筒の解体準備中、切断装置の遠隔操作室であるバスが動きだすトラブルがあった。乗員2人にけがはなく、発電機と接続していたケーブルが損傷したりしたが、車内の主要な設備に異常はなかった。
 東電によると、午後2時40分ごろ、作業員が排気筒から200メートルの高台に止めているバスのエンジンをかけると、動きだした。シフトはニュートラルでサイドブレーキもかかっていたが、ブレーキもクラッチも利かなかった。側溝や斜面に落ちないようハンドルを左に切ってエンジンを止め、16メートル移動して停止した。電気系統などの故障が原因とみられる。今後はエンジンをかけず、車内の照明や空調を外部の電源で利用する。

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