「再稼働容認発言は軽薄」東海村長を後継指名の前任者が講演で批判

 茨城県東海村の山田修村長が雑誌の対談で、立地する日本原子力発電東海第二原発の再稼働を容認するような発言をした問題を巡り、再稼働に反対する村上達也前村長(76)が「村内の意見がまとまっていない中で、再稼働を容認するような発言をするのは村長として軽薄だ」と批判した。(松村真一郎)

 村上氏は11月10日、茨城県土浦市で開かれた講演会で、山田村長の発言に言及。2013年9月の村長選で山田村長を後継指名した際、「山田村長に『東海第二の再稼働は絶対に止めたい』と伝えると、山田村長は『私を信じてください』と言っていた」と述べた。
 山田村長は本紙の取材に「記憶が定かではないが、『村長の思いは分かりました。私に任せてください』と伝えたと思う」と、メールで回答した。
 山田村長は、10月発行の原子力業界誌で、東海第二などが含まれるBWR(沸騰水型原子炉)について「しっかりと再稼働していく必要がある」と述べ、原発に否定的な人は「自宅から一歩も出てはいけない」とも発言。その後の取材に「BWR全般の話。個別の発電所の話はしていない」と、東海第二の再稼働容認の意図を否定した。
 講演会の終了後の取材に村上氏は「原発を認めない人をばかにするような発言は問題だ」とも話した。

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