レーザー照射で解体タンクを除染

 東京電力は、福島第一原発で汚染水を貯蔵していたボルト締め型タンク約100基の解体作業に、タンク内にレーザーを照射して除染する技術を導入した。タンク内側に塗られた腐食防止用の塗装にレーザーを当て、付着した放射性物質ごと蒸発させて回収する。作業員の被ばく線量を、3割程度下げることができるという。
 これまでタンク解体の際には、放射性物質が飛散しないよう塗装を上塗りして、放射線量を抑えていた。レーザーの方が線量を7割程度下げられるという。タンク底部にはレーザー照射ができず、従来通り塗装を上塗りする。ボルト締め型タンクは汚染水がつなぎ目から漏れる事故が相次ぎ、耐久性の高い溶接型に切り替えている。

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