都庁で使う電気、80%は再生エネに

 東京都は6月13日、新宿区の都庁第1本庁舎で使う電気を8月から、初めて100%再生可能エネルギーにすると発表した。都内外のバイオマス発電で賄う。第1、第2本庁舎と都議会議事堂を合わせると、全体の約8割を再生エネで賄うことになるという。

8月から使う電気を100%再生可能エネルギーにする都庁第1本庁舎=東京都新宿区で、本社ヘリ「まなづる」から

第1本庁舎は8月から再生エネ100%

 都は12日、第1本庁舎の電力契約のため、価格だけでなく環境面での実績も評価する総合評価一般競争入札を実施した。応札した6社のうち、価格は3番目に低かった日立造船が、来年9月末までの14カ月間を6億3200万円で落札した。価格は2018年度と比べ15%高くなる。
 都によると、18年度と今年7月末までは別の会社が受注しており、再生エネではなかった。第2本庁舎は30年3月までの長期契約のため、再生エネへの切り替えは予定していない。
 都によると、海外展開する民間企業が欧州連合(EU)の基準に合わせようと、本社ビルの電気を再生エネで賄う例が少なくないという。自治体では世田谷区が今年4月から、本庁舎の電気を水力とバイオマスの100%再生エネで賄っている。

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