爆発防止で窒素ガス配管を増設

 東京電力福島第一原発では、1号機の水素爆発を防ぐために原子炉内に注入している窒素ガスの配管を増やした。7月11日まで通気試験を実施中。原子炉圧力容器につながる2本の配管でガスを送っていたが、3本に増やした。地震で配管が壊れた場合などに備えた対策で、2、3号機では配管を1本から2本に増設する予定。
 1~3号機は事故で溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やす注水を続けており、水素が発生している。水素が炉内にたまると爆発の恐れがあるため、窒素を入れて水素濃度を1%以下に保っている。ガスで炉内の圧力が高まらないよう、気体は放射性物質を取り除くフィルターを通して排出。ガス発生装置は津波対策のため海抜30メートルの高台にある。

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