7月下旬から1、2号機排気筒を解体へ

 東京電力は、福島第一原発1、2号機建屋そばの排気筒(高さ約120メートル)の解体を7月下旬に始める計画を示した。当初は5月20日開始の予定だったが、切断装置をつるすクレーンの高さが足りず、延期した。高さを補うためクレーンを排気筒に近づけ、鉄板を敷いて作業場所を強化する。
 また、2号機建屋上部にある使用済み核燃料プールからの核燃料取り出しに向け、建屋脇に専用施設を造る案を示した。建屋上部は放射線量が高く、これまで解体してからカバーをして搬出機器を設置する案を検討してきた。ただ、建屋解体は放射性物質を含むほこりが飛散するリスクがあり、水素爆発を免れた建屋を生かして、被ばくを抑える方法の検討が必要と判断した。

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