1、2号機排気筒、解体準備が難航

 東京電力福島第一原発では、1、2号機建屋間にある排気筒(高さ約120メートル)の上半分の解体に向けた準備が難航している。東電は9日の会見で、解体を20日に始めると発表したものの、大型クレーンでつり上げた切断装置の下部が、筒の先端部分にぶつかってしまうことが判明。クレーンのアーム部分を伸ばすなど対策に時間がかかるため、解体開始の時期を延期した。
 東電は年内に排気筒の解体を終えたいとしているが、予定通り進むかは見通せない。解体が始まったとしても、強風が吹くなど荒天時は作業の中断を余儀なくされる。
 排気筒中央付近では支柱の破断や変形が複数見つかっている。大地震で倒壊の恐れがあるため、早期の解体が必要となった。

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