福島・飯舘村と川俣町山木屋地区の放射線量 −本紙が実走して測定−

 福島県飯舘村は、東京電力福島第一原発からおおむね30キロ以上離れていながら、原発事故で高濃度に汚染された。除染が終わり、浪江町の山間部に近い長泥(ながどろ)地区を除き、避難指示が2年前に解除された。放射線量はどの程度なのか、本紙は自動車の外に線量計を取り付け、村内300キロ超を走行して調べた。
 徹底的に除染した村役場や学校、道の駅「までい館」のあるエリアなどでは、毎時0.2マイクロシーベルトを下回る地点もあった。しかし、手つかずの山が多いことに加え、民家と民家が離れており、除染の効果が「面」として現れない状況も見て取れた。
 村の南東側ほど線量が高くなる傾向があった。住民とともに入った帰還困難区域の長泥地区は、ほぼ全域で1マイクロシーベルト超で、浪江町赤宇木(あこうぎ)地区との境は特に高く、最高値は4.6マイクロシーベルトだった。(山川剛史)

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