浄化処理済み水、溶接型タンクへの移送完了

 東京電力福島第一原発では、高濃度の放射性物質を含む汚染水を多核種除去設備(ALPS)で浄化処理した水について、耐久性の低いボルト締め型タンクから、水が漏れにくい溶接型タンクに移送を終えた。
 汚染水を保管するためにボルト締め型タンク334基が使われていたが、水漏れが相次ぎ、2013年からは溶接型への切り替えを進めていた。
 ボルト締め型タンクは鋼板をボルトでつなぎ合わせた構造で、順次解体している。12基は原子炉に残る溶け落ちた核燃料(デブリ)を冷やすための水を保管しているが、5月をめどに全て溶接型に移す予定。
 浄化処理後の水には、除去しきれない放射性物質トリチウムなどが含まれている。

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